現役ディーラー勤め人、ナカモリサトルです。
普段ランチは自宅からお弁当で済ませている私ですが、
昨日は午前中に人間ドックだったので外食をしたのです。
どこにしようかと考えた末、国道沿いに面し、最近オープンした
ラーメン屋さんに立ち寄る事にしました。
ところが・・・・・・
いや〜、これが大ハズレでした。
初めて入る店なので、それほど期待値を上げずに
入ったのですが、それでも「ないわ〜」と思ってしまうほどです。
そんなお店に入ってしまったやるせない気持ちを
どう消化するかについて今回考えました。

残念なお店に入った時は、この4つの心構え(マインド)を
切り替えて、自分の血や肉にしていきましょう。
■心構え1:彼らも悪気があるわけじゃない
まず、大前提として彼らも一生懸命やっているのです。
私も飲食店でバイトの経験があるのですが、ピーク時になると
注文の処理やお客様の対応をいっぺんに処理をしなくては
ならない状態になり、頭がフリーズもしくはパニックになって
しまいそうな事もあります。
そんな中、経験が少なかったりすると、彼らの素の自分や
本音が見え隠れしてしまうのです。
自分が同じ状況や立場になったときに、完璧に仕事を
こなす事ができるんだろうか・・・・。
「いや、できるよ!」とは言い切れないでしょう。
相手の立場を思い計って、優しく見守るという、
人として大事な姿勢に改めて気づかされる良い機会として
捉えれば良いのです。
■心構え2:ダメな事例として学ぶ
今回のラーメン店、自分がダメだと思ったポイントは主に下記です。
・1.割高に感じてしまった。
ノーマルのラーメンが780円だったんです。
ちょっと高くても美味しければ良いのですが、
察するにそのラーメンの値段の根拠が、
「ゆで卵&生卵食べ放題無料!」
「ランチタイムは中盛り&半ライス無料!」
付きって事のようです。
頼んでもないのにここまでの無料サービスを
提供されて、それがラーメンの値段に乗っかってくる
というのが・・・・自分にとってモヤモヤとした違和感でした・・・。
・2.オススメが雑。
フロアのおばちゃんがお客さんに対して毎回、
「オススメはネギスペシャルラーメンです。全部入りで〜す!」
って、勧めてくるんですが、それって一番高いメニューなんですよ。
そりゃ、お店としてはその方が良いし、トッピングが全部入ってるのは
当たり前じゃないですか。
なんだか、「高いメニューを頼めよ」って言われてるような
気がして・・・。
お店都合のオススメを押し付けられるって、こんなに
気分が悪いんだと思った次第です。
そんな訳でノーマルなラーメンを注文しました。
・3.他のお客さんの注文を間違えて、自分の注文がちゃんと届くか心配
おばちゃんも愛想よく頑張っているんでしょうが、
忙しくてラーメンを出す順番とかトッピングを入れ忘れたり
するんです。
そんな様子を見ながら自分の注文が届くまでの待ち時間は
不安しかありません。
他にも細かいツッコミどころはあったのですが、
敢えていうならばこの3つが残念なポイントでした。
この3つから学べる事は、
・値ごろ感をどこで感じてもらうか、どこで感じて欲しいか
・オススメを提案するときには、こちら都合ではなく相手のメリット最優先で
・相手からの要求・注文を間違えない。当たり前の事を当たり前に。
こういった事を日々の自分の仕事にも生かして行かねばという
学びがありました。
■心構え3:心の修行
ラーメン屋さんでも高級レストランでも、空腹を満たすだけの場ではないと思うのです。
お金を払って嫌な気持ちにはなりたくないものです。
でも!生きている中でこういった些細な事故というのは起きるものです。
気にしなければ特にあなたの人生に大きな影響はない軽微なものと捉えましょう。
同じ事故でも、命や人間関係に大きな影響を及ぼすようものではないと
考えれば、ちょっとした不幸が起きてもまぁ良いかと、思い留められる
心の余裕を鍛える良いトレーニングになるんじゃないかと思うのです。
■心構え4:厄を落として徳を積む
残念なお店のスタッフ達も、悪気があってやってる訳ではありません。
どんなに気を使っていても自分のサービスが相手の期待値を超えられてない
場合というのも必ずあるでしょう。
そんな時に、大事にいたらずに現状を保てているというのは、
こういう場面に出くわした時に「けしからん!」と大騒ぎする
のではなく、平常心を保ち、受け入れる事で
自分の役を落とすことができると考えても良いのではないかと思うのです。
以上4つの視点で気持ちを切り替えれば、
自分の学びの機会としてむしろ残念なお店にすら
感謝できるようになります!
あらゆるコトは学びと感謝!このマインドで
些細な不幸を乗り越えていきましょう!!